お客様は日本舞踊のお師匠さん。
お仕事柄、たくさんのお着物をお持ちです。
「特別に描いてもらった『狐の嫁入り』の襦袢。もう袖を通さないけれど、お気に入りの品なので額装にして長く残しておきたい。」と、今回ご依頼を受けました。
襦袢を解き、各部分それぞれに裏打ち(裏に薄い和紙を張り、裂地を補強すること)を施し、柄を一枚の絵になるように繋ぎ合わせました。
額装背面には細い縦縞の落ち着いた色目の裂地を用いて、額縁は洋間にも合うよう「黒艶消し」にしました。
納品時、「部屋の雰囲気にも合う、素敵な額になりましたね」
とお喜びの言葉をいただきました。
当店をご利用いただき、ありがとうございました。また、今後ともよろしくお願いいたします。
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*新調 |
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【着物襦袢「狐の嫁入り」の額装】 |
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額 :隅角額「黒艶消し」/浮かし台 |
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裂地:縦縞裂地 | ||||