張られている和紙を剥がし、下地を整えるところから作業は始まります。壁隅に鳥の子を張り、浮け紙を張ってゆきます。今回は1浮けです。 その上から金和紙を張ってゆきます。他の表具も同様ですが、和紙を重ね合わせるときは必ず右端が上になるように張ってゆきます。
金和紙に水分が含まれている間、金和紙は波打っていますが、乾くと伸びてキレイになります。