唐紙(からかみ)襖(京からかみ・江戸からかみ)

唐紙(からかみ)襖(京からかみ・江戸からかみ)

から紙(唐紙)

から紙(唐紙/からかみ)とは、中国の唐から伝わった美術紙。
主にやんわりと光を放つ雲母(花崗岩の結晶の粉)や胡粉(貝殻をすりつぶしたもの)を使用して、さまざまな伝統文様木版刷りした紙です。昨今は雑誌などにも取り上げられる事が多くなり、一般のお客様も「から紙(唐紙/からかみ)」とご指定でご来店されることもしばしば。

から紙(唐紙/からかみ)の模様は光の角度で微妙に変化します。それは「雲母」という花崗岩の結晶の粉。化粧品にも使用されている鉱物です。

一枚一枚、職人によって丁寧に版付けされた「から紙(唐紙/からかみ)」は、数百年受け継がれた伝承の技と飽きのない日本の伝統文様の織りなす日本の「美」。から紙(唐紙/からかみ)に使用されている文様は、着物はもちろん日本文化すべてに使用されているもの。松竹梅、鶴、亀などのお祝い文様や四季折々の草花、雲や波などの自然を形にした文様などが使われています。

から紙 唐紙 からかみ 見本帳引手にも同じように日本の文様をあしらった物が多くあります。ふすまを張替え、新調される際にから紙(唐紙/からかみ)の柄と引手を合わせることで「粋な意匠」を引き出せるかもしれません。

当店では「京からかみ」および「からかみ」など見本帳を常備しております。お気軽にご来店下さい。