葛布(くずふ)の襖 大阪

葛布(くずふ)の襖

葛布の襖紙(ふすま紙)葛布」のことを知っている方がこのふすまを見れば「いいふすまが入っていますね」ときっと声をかけられるはず。かつては高級旅館や一流料亭、旧家などで見られた最高級ふすま紙です。

秋の七草の一つとして愛されてきた葛。「葛布」は葛を刈り、煮て寝かせて発酵させ、洗って…とさまざまな工程を経て、一枚一枚手織りで仕上げられます。すべてが手作りで、微妙に異なる味のある表情を見せてくれます。大変丈夫で破れにくく、丁寧に扱えば「50年は持つ」と言われているほど。10年ほどのゆっくりとした時間をかけて、徐々に飴色に変化するふすま紙です。長い目で見るとこの価格はかえって安いかもしれません。しっとりと風格あるお部屋に仕上げたい時には是非葛布をご指名ください。

   
葛布(くずふ) 葛布(くずふ)
*すべて手作業で作成される天然素材のため、一枚一枚が異なります。