京町家の京からかみ 「向うむき兎」・京都市
京町家の京からかみ 「向うむき兎」
京からかみ  向うむき兎

京町家には京からかみがよく合います。
違い棚、床天袋、床地袋などの付いた落ち着いた和室・京町家の空間。

「京からかみの襖にしたいのですが」とお電話を頂戴したのがはじまりでした。

こちらは、若夫婦と愛犬のご新居です。ご実家の「京都」で中古物件をご購入され、自分たちで改装の設計。大掛かりなところは大工さんにお願いして、自分たちでできる事はボツボツと施工されたそうです。(ほんとうにセンスがよく、素人とは思えない設計です!)

大人しい色目に雲母摺りの京からかみ。光の加減によって柄が浮かび上がるので、全体に柄が入っていても落ち着きのある空間を演出してくれます。

向うむき兎
京町家の襖
【京町家の京からかみ 「向うむき兎」】
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既存骨/チップボール
下張り 上下張り(純楮和紙)
鳥の子
染め色 雲母
ふすま縁 加州黒溜め
引手 赤銅燻底半月/黒丸鐶