「ふすま紙のサンプルってどのくらいあるのですか?」とよく聞かれます。
当店には1つの本棚が埋まるほどの「サンプル帳」が並んでおります。
「いろんな紙が見たい!」そんなお客様は、是非ご来店下さい。
さまざまなふすま紙からご希望の紙をお選びいただけます。
「フチ」や「引手」も、実物サンプルをご用意して、お客様のお部屋に合ったコーディネートをご提案させていただきます。
新調 or 張替え、紙、引手、縁…などが決定したら、作成にかかります。
【新 調】すぐ作成出来る襖であれば、余裕をみて10日〜2週間くらい。(枚数や時期によって異なります)
現地で開口の採寸→襖骨の発注→下張り→ふすま紙張り込み→(地合わせ→)建付工事(納品)
【張替え】すぐ張り替え出来る襖であれば、余裕をみて5日〜1週間くらい。(枚数や時期によって異なります)
襖引取り→下張り→ふすま紙張り込み→微調整工事(納品)
・「町家ふすま」や「からかみ」の場合、紙に柄付けをする日数が必要となります。(通常:2週間程度)
・「本襖」作成の場合は1ヶ月〜 お時間を頂戴いたします。
ふすま骨にはさまざまな種類があり、ふすま骨の種類によってお選びいただけないふすま紙があります。
ふすまの表面を軽く押してみてください。
紙の下に骨組みがあります。
戸建住宅に入っているふすまは殆どがこの「組子骨・チップ骨」です。昔ながらのふすま骨で、障子の桟のように縦横に骨組みがあります。この種類のふすま骨は、どんな「ふすま紙」も対応できます。
ふすまの表面を軽く押してみてください。
紙の下に骨組みはありません。ノックするとコツコツとドアをノックするような音がします。
見た目はふすまに見えますが、合板の下に荒い骨組みがあります。なので手では骨組みを感じる事はできません。「洋間と和室」などの間仕切りによく使用されているふすま骨です。昨今では、押入にも使用されています。この種類のふすま骨は、どんな「ふすま紙」も対応できます。
ふすまの表面を軽く押してみてください。
紙の下に骨組みはありません。ノックするとブワンブワンとたるんだ感じがします。
平成以降に建てられたマンションに入っているふすまは、ほとんどこのタイプ。スタイロ(発砲スチロール)や段ボールで作成されたふすまで「使い捨てふすま骨」となります。すべての部材が「ボンド止め」となっており、使用しているうちに本体がちぢみ、ふすまフチ(周りの木の部分)が、外れてくる可能性があります。
基本的に使い捨てなので「どうしても張替をして欲しい」とお伺いした場合、当店では「初めての張り替え」1回限りとさせて頂いております。限定されたふすま紙での張替となります。
新調・新規作成はお伺い出来ません。
ふすまは、基本的にはすべてオーダーメイドで作成されるため、個々のお家によってサイズが異なります。
以下、記載サイズはあくまでも「目安」です。お選びいただく「ふすま紙」によって、紙サイズが異なります。以下の目安より「大きいふすま紙」もあります。
W940まで × H1870まで(フチ含まず)
このサイズのふすま骨は、どんなふすま紙も対応できます。
W940まで × H2000まで(フチ含まず)
最近は紙種類が増えてきました。このサイズのふすま骨は、少々限定された紙になります。
W1210まで × H1870まで(フチ含まず)
*巾広丈長もあります。
このサイズのふすま骨は、限定された紙になります。