桜満開「爛漫障子」と手漉き和紙・京からかみ「つぼつぼ」の襖(ふすま) 大阪市城東区

桜満開「爛漫障子」と手漉き和紙・京からかみ「つぼつぼ」の襖(ふすま)

桜満開「爛漫障子」 今回の物件は、ご夫婦の新築物件。早くから何度も当店にお越し頂き、ありがとうございました。事務所内にあった「桜・爛漫柄の障子」をご依頼頂き、今回初のお披露目となりました。
昨今、印刷された障子紙を目にすることが多くなりましたが、この障子紙の柄は「白(胡粉)と銀色(雲母)」。通常のインクジェットプリンターで印刷することはできませんっ!この障子柄の特徴は光を通して見ることで、柄が浮かび上がることです。白い部分と銀色の部分では、透過が異なるため、2色の桜が舞う様子がうかがえます。使用した障子紙は、和紙と和紙の間にフィルムを挟み込んで作成された紙なので、破れず、でんぷん糊で貼ることが出来るので、桟を痛めることなく張替時も安心です。今回の障子桟は、窓の障子にも合わせてあっさりと増子障子。
和室の押入には、お客様に大変お気に召して頂いた越前手漉き雲肌(本鳥の子)。「千鳥の引手」が引き立つように襖紙は無地、そして琉球畳の入ったこの和室の縁は加州艶消し。1Fは床の間のある客間。このお部屋の押入には越前手漉き雲肌(本鳥の子)に京からかみ「つぼつぼ」。引手は掛かりが深く、使いやすい「赤銅菊玉子透」、縁はほんのりと赤い加州黒溜。しっとりとした和室に仕上がりました。お客様にもお喜び頂けた様子っ!奥様念願の京からかみのふすまも入り、じっくりと吟味いただいた甲斐があったと思います。お引っ越しは、まだ先とのこと。お引っ越し後、不都合等ございましたらご遠慮なくお知らせ下さい!いろいろとお世話になり、ありがとうございました。また、今後ともよろしくお願いいたします。

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桜満開「爛漫障子」 桜満開「爛漫障子」 桜満開「爛漫障子」 越前手漉き雲肌の襖(ふすま)
越前手漉き雲肌の襖(ふすま 京からかみ「つぼつぼ」 引手の掛かりが深く、とても使いやすい引手です。 京からかみ「つぼつぼ」
【桜満開「爛漫障子」と手漉き和紙・京からかみ「つぼつぼ」の襖(ふすま)】 *すべて新調
■ 桜満開「爛漫障子」 ■ 3F 押入 ■ 1F 押入
障子:スプルース 襖骨:新調(四分子)/上下貼り 襖骨:新調(四分子)/上下貼り
紙:爛漫障子 紙:越前手漉き雲肌 紙:越前手漉き雲肌
染色:胡粉・雲母 引手:赤銅千鳥 柄:京からかみ「つぼつぼ」
  フチ:加州艶消 染色:胡粉
    引手:赤銅菊玉子透
    フチ:加州黒溜
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