天袋から繋がる藤柄の襖(ふすま)・大阪市東淀川区
天袋から繋がる藤柄の襖
藤柄のふすま

両開きの押入襖とその横の仏間の張替え依頼をいただき、藤柄の襖を納品いたしました。
当初、押入と仏間に藤柄を入れる予定でしたが、仏間は普段ほとんど閉める事がなく、裏面が常に見えている状態とおっしゃっていましたので、越前手漉き雲肌・薄藤色の無地紙を表、裏両面に貼りました。
お客様のご要望により、押入は藤柄を天袋から押入へと繋がるように染付け。大きな藤の房が天井から枝垂れている様な華やかな襖となりました。
この度はありがとうございました。 今後ともよろしくお願いいたします

【藤柄の襖】
藤(町家ふすま)
既存骨
下張り 上下張り(純楮和紙)
越前手漉き雲肌(薄藤色)
染め色 雲母・色雲母
ふすま縁 既存縁
引手 既存引手