むかしから、社寺などにはそのお寺さんの寺紋を入れたふすまがはめられています。寺紋は個々に異なるため、紗型を作成してふすまに雲母摺りをします。今回の刷り色は雲母。雲母は光の加減で文様を浮かび上がらせ、さまざまな表情をかもし出します。 *紗型とは…型紙に「紗」という細かい布を貼ったもの。