巾広のふすま「萩」・神戸市西区
巾広のふすま「萩」
施工前
【施工前】

「表具内装工芸展」にご来店いただいたお客様の張替物件です。他にも壁紙を変えたり、リフォームをされました。 ご家族で当店までご来店いただき、柄、紙をご思案いただいた所「越前手漉雲肌の紙」をとてもお気に召して頂きました。しかし、お部屋には「巾広の襖(ふすま)」。
この手漉きのふすま紙には、巾広がないんですよ…、どうしましょう?」 巾広サイズのふすま紙は極端に少なく、また通常のサイズよりも高価となります。他の紙をお勧めしましたが、お客様はやはり「越前手漉雲肌の紙」の紙が忘れられないご様子。

萩柄のふすま
赤柿渋のふすま
【施工前】

「やっぱり越前手漉雲肌の紙、綺麗ですよね…」
メールでイメージ図などを何度かやりとりをさせて頂き、最終的に「越前手漉雲肌の紙」に「柄染めを施した少々濃い目のふすま紙」を継ぎ合わせ、一体感を持たせたレイアウトをお気に召して頂き、今回「巾広の襖(ふすま)・萩」が完成しました。納品後、お客様よりお喜びのメールを頂戴しました。わざわざ、ありがとうございました。<(_ _)>大変お喜び頂けた様子。とても嬉しくメールを拝読させて頂きました!
この度は当店をご利用頂き、ありがとうございました。また、イベントにも是非お越し下さい!

巾広のふすま
萩柄
【巾広ふすま 萩の襖】
萩(町家ふすま)
既存骨
下張り 上下張り(純楮和紙)
越前手漉雲肌(薄藤色)
染め色 墨・胡粉
ふすま縁 既存縁
引手 白銀 白樺