「とにかく、襖(ふすま)だらけで…」と、最初にご来店頂いたのが2008年9月中旬。泉南郡で中古住宅をご購入されたお客様です。昨今の新しい住宅には和室が少なく、このように襖(ふすま)で間仕切りをされた物件は少なくなってしまいました。新しく和室を作ろうとすると「高いからやめた方がいい」と言われるそうです。「和室を作ることの出来る大工さん」が減少しているのも一つの要因かもしれません。「襖(ふすま)を外して、縁側にたてかけておくだけで大広間をつくることができる」これが襖(ふすま)の最大の特徴。また、外して移動させることを考慮して軽量に作成されているのです。せっかくの高価な和室。「上手にリフォーム」が壱番!だと思います。納品時私は寄せて頂けませんでしたが、大変お喜びいただけたご様子。その事を耳に出来る事が何よりうれしく思います。ちょっと遠いですが、またお近くにお越しの際には是非、ご来店下さい。ありがとうございました。
【ふすま】*すべて張替 押入:5枚/取合:4枚/開き:3枚 | |||
襖骨:既存品/上質下貼り(楮和紙使用) | 紙:機械漉き国産楮100%未晒楮(OA) | ||
引手:GB 春霞虫喰 | フチ:既存品 |