八畳二間続きの和室。床の間には付け書院のある落ち着いた風格のあるお部屋です。今回の紙は「越前手漉き雲肌和紙」を使った「京からかみ・一分筋」腰柄。一分=約3mmの巾で横に筋が入った柄となります。摺り色は「雲母」という鉱物・銀色。採光の加減で柄が見え隠れする、しっとりと飽きのない大人しめの柄です。畳は、国産い草の高級品。高級な畳には、黒か茶色のヘリがついています。
【京からかみ「一分筋」と国産畳】 | |||||
*すべて張替 押入:4枚/天袋:4枚/取合:4枚/仏間開き:2枚 | |||||
襖骨:既存骨/上質下張り(楮和紙使用) | |||||
紙 :京からかみ(越前手漉き本鳥の子紙)腰柄・一分筋 | |||||
染色:雲母 | |||||
引手:赤銅瑞穂/フチ:既存品 |