付け書院のある趣のある和室。光を受けるとやわらかくきらめく越前手漉き和紙・本鳥の子の紙に「京からかみ・影日向枝桜」の柄が美しく浮かび上がります。
開版は、江戸後期。百年以上用いられているこの柄は「町家好み」の柄。庶民の和室用に作成された柄です。「線画と塗りつぶされた面画」で作成された柄の名称には「影日向(かげひなた)」と記されていることが多くあります。
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【京からかみ・影日向枝桜】 *すべて張替 | ||
押入:2枚/取合:2枚/障子(大):2枚/障子(書院):2枚/欄間:4枚 | ||
襖骨:既存品/上質下張り(楮和紙使用) | 紙 :京からかみ(越前手漉き本鳥の子紙) | |
染色:胡粉(影日向枝桜) | フチ:既存品/上加州黒溜(一部取替) | |
引手:赤銅内木瓜 | 障子紙:国産楮100%(機械漉き) |