巾広の襖(ふすま)「萩」 神戸市西区

巾広のふすま「萩」 神戸市西区

巾広のふすま「萩」11月にハービス大阪で開催された「表具内装工芸展」にご来店いただいたお客様の張替物件です。他にも壁紙を変えたり、リフォームをされました。
御家族で当店までご来店いただき、柄、紙をご思案いただいた所「越前手漉雲肌の紙」をとてもお気に召して頂きました。しかし、お部屋には「巾広の襖(ふすま)」。

「この手漉きのふすま紙には、巾広がないんですよ…、どうしましょう?」

巾広サイズのふすま紙は極端に少なく、また通常のサイズよりも高価となります。他の紙をお勧めしましたが、お客様はやはり「越前手漉雲肌の紙」の紙が忘れられないご様子。

「やっぱり越前手漉雲肌の紙、綺麗ですよね…」

メールでイメージ図などを何度かやりとりをさせて頂き、最終的に「越前手漉雲肌の紙」に「柄染めを施した少々濃い目のふすま紙」を継ぎ合わせ、一体感を持たせたレイアウトをお気に召して頂き、今回「巾広の襖(ふすま)・萩」が完成しました。納品後、お客様よりお喜びのメールを頂戴しました。

"昨年ハービスに行かせていただいてより色々考えていただき自慢の和室になりました。
雲肌の渦もとてもきれいです。 他の部屋で張れる所が無いのですが、あれば市松がしたいなぁと思ったり、主人も帰宅後「お、ええな~」と喜んでいました。リフォームの担当の方も明日写真を撮らせてとおっしゃっていました。本当にありがとうございました。またよろしくお願いいたします。"

巾広の襖(ふすま)」のアイデアがなかなか浮かばず、ヤキモキさせてしまったことと思います。お喜びいただけたようで何よりでした。こちらこそまた機会がございましたら、今後ともよろしくお願いいたします。<(_ _)>

この度は当店をご利用頂き、ありがとうございました。また、イベントにも是非お越し下さい!
*写真をクリックしていただくと大きめの写真をご覧いただけます。
張替前の巾広襖(ふすま) 張替後の巾広襖(ふすま) マンションの茶室 坊主襖と腰張り・からかみ「利休中桐」 張替前の戸襖(ふすま) 張替後の戸襖(ふすま)
*すべて張替
■巾広の襖(ふすま)「萩」   ■戸襖(ふすま)「萩」
襖骨・フチ:既存品   襖紙:越前手漉雲肌 K-2238(薄藤色)
引手:白銀 白樺   柄:萩・特別レイアウト
下張:上下張り    
襖紙:越前手漉雲肌 K-2238(薄藤色)    
+しおり草「中染め」    
     
▼ CONTENTS 施工例のページへ
以下、タイトルボタンをクリックして頂くと「施工例メニュー」が表示されます