「大江畳店さんのところのふすまがかっこよくって!」とご連絡をいただき、黒い襖と黒い畳の和室が完成しました。いつもお世話になっている大江畳店さんからのご紹介。中古住宅をご購入されてのリフォーム物件です。既存のふすまの状態をお伺いしたところ、障子と出入口の戸ふすまは、既存のものを張替できるのですが、押入は…巾広。
「巾広になると紙色が極端に少なくなって、濃い色目の紙がないので
張替だと途中で紙を継ぎ合わせる…とかになりますね。」
張替と新調でいくつかデザイン提案をさせていただき、最終的に通常サイズのふすまを作成して、足りない部分は「動かさない」ことを前提にふすまを壁に見立てて巾の狭いものを設置することになりました。また、障子紙は店内でご覧頂いた嵯峨野をお気に召していただき、決定!押入襖2面と障子2面がつながって角の嵯峨野は大迫力!です。
「かっこいいですね〜!!」
お客様にもかなりご満足いただけた様子。
当店が設置をさせていただいたときは、まだ黒い畳がはいっておらず、畳入りの写真は大江畳店さんより頂戴しました。「左官屋さんもHPにアップさせてもらおう!っておっしゃってましたよ!」と。お客様も施工業者もお気に入り!ステキな和室になりました。
何度も当店へ足をお運びいただき、また詳細に打合せをさせていただいて仕事もスムーズに進みました。ほんとうにありがとうございました。手漉き和紙のふすま紙になりますので、早々張替はないかと思いますが(笑)…また機会がございましたら、よろしくお願いします。<(_ _)>
*写真をクリックしていただくと大きめの写真をご覧いただけます。 |
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襖 :2枚(新調)/嵌め殺し襖:1枚(新調)/戸ふすま:1枚(新調)障子(大):2枚(張替)/障子(小):2枚(張替)/ドア:1枚(新調) |
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【黒い襖】 | 【赤い舞桜のドア】 |
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襖骨:チップボール/上質下貼り(楮和紙使用) |
骨:戸ふすま/上質下貼り(楮和紙使用) | ||||
紙 :越前手漉本鳥の子・からかみ |
紙:舞桜 | ||||
フチ:加州艶消 引手:赤銅内木瓜 |